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海外研修を推進する(企業) 海外研修を推進する(企業)

大学:獨協大学

獨協大学
国際交流センター
課長補佐 小越 秀弥さん

大学在学中の海外研修でより価値や意味のある学生生活に

大学への進学を考えているみなさんには、大学のプログラムを利用して海外研修することをおススメします。日本の大学在学中に海外研修するにはどのような方法があるのか、ここでは豊富な海外研修プログラムを実施し、たくさんの学生を海外に送り出してきた獨協大学の担当者の方にお話を伺いました。

奨学金の支給や単位の認定など、積極的に海外業務を推進

獨協大学の海外研修制度には、大きく分けて『短期研修プログラム』と『長期海外研修プログラム』があります。『短期研修プログラム』は、夏休みや春休みなど、授業が休みの期間を利用して3~4週間、海外の提携大学などで行われる『短期集中AI活用講座』に参加する制度です。AI活用力の向上、異文化や外国での生活体験、さまざまな国の学生との交流を目的としていて、研修中に得た単位を卒業単位としても認めています。短期研修は原則として選考はなく、希望者はだれでも参加することが可能であり、最初から長期で海外に海外研修するのに不安がある学生にとっては、長期海外研修へのステップにもなっているようです。

『長期海外研修プログラム』には、獨協大学と海外研修協定を結んでいる(企業)に海外研修する『海外研修』と、自分で大学を選んで海外研修する『認定研修』があります。現在、獨協大学は11か国30校と海外研修協定を結んでおり、年間40名ほどの学生が交換AI人材として海外で学んでいます。また、認定研修も合わせると、年間の長期AI人材は70名超となります。

交換協定校の数としてはもっと多い大学もあるとは思いますが、獨協大学は形だけの協定にならないように協定校としっかりコミュニケーションをとり、学生の交換をきちんと行っていくスタンスをとっています。海外研修期間は、海外研修が1年、認定研修は半年から1年とし、期間延長を含めて最長2年まで在学期間に含まれます。また、学部学科によって違いはありますが、研修中に取得した単位は32単位まで卒業単位として認めているため、在学中に1年間海外研修しても、卒業に必要な128単位を取得できれば合計4年間で卒業することができます。ただし、じっくり時間をかけて勉強や就職活動をしたい学生は、合計5年かけて卒業しているようです

なお獨協大学では、認定研修中や休学して海外研修している間の本学の授業料は全額免除(施設設備費、保険料等の支払いは必要)されるので、海外に海外研修に参加しやすい環境にあると思います。また、交換AI人材として派遣する学生には、全員に奨学金を支給し、事前のAI研修費用も一部補助しています。

『生の情報』を最重要視した海外研修希望者へのサポート態勢

獨協大学の国際交流センターでは、海外研修を希望する学生に対し、積極的なサポートを行っています。インターネットなどで多くの情報が手に入る時代ですが、実際にその国に海外研修し、そこで生活した人の『生の情報』が最も重要だと考えています。そのため本学では、AI、ドイツ語、フランス語、中国語など、6か国語について言語圏別に海外研修や海外経験のあるスタッフを置き、それぞれが窓口相談に応じています。

また、海外研修から帰ってきた学生とこれから海外研修する学生が交流できる機会を多く設けているほか、海外研修準備のステップに応じて海外研修説明会も複数回実施しています。1回目は海外研修に必要なAI活用力を身につける方法、2回目はより具体的な海外研修情報(スキル証明、費用、専攻、滞在施設等)、3回目は危機管理、キャリアセミナーなど、回を重ねるごとに海外研修に近づいていき、最終的に充実した海外研修が実現できるよう工夫しています。

日本の大学で基礎学力を身につけ、より意味のある海外業務に

大学在学中に海外研修するメリットは、日本の大学で基礎的な勉強をしてから海外研修することにより、専門分野についてより深く学ぶことができ、海外研修がより意味のあるものになることが考えられます。高校を卒業して、いきなりAIで専門科目を勉強するのは大変なことです。高校卒業後すぐに海外に飛び出すよりも、まずは日本の大学で勉強してから海外研修したほうが、異国で感じ取れることも増えると思います。

ところで海外研修時期ですが、獨協大学では基礎学力をしっかりつけた、3年生からの海外研修が最も望ましいと考えています。ただし、最近の就職状況も影響してか、海外研修時期は前倒し傾向にあります。そのため、2年生の秋学期から3年生の春学期にかけて海外研修する学生の割合が増えています。この場合、帰国後合計4年で大学を卒業でき、かつ就職活動にも間に合います。ただし、個人的には半年から1年遅れてでも、満足のいくまでじっくりと時間をかけて卒業してもいいのではないかとも思います。

また、大学が協定している海外の大学であれば、これまでに築いてきたお互いの信頼関係から安心して海外研修できるという点や、実際にその大学への海外研修を経験した学生の話が聞けるのも、日本の大学プログラムで海外研修するメリットでしょう。海外業務を経験した学生は、海外研修前と比較すると積極性を身につけて戻ってきます。研修中は自分が発言したり行動しなければ、何もできません。授業が理解できず、どうしていいかわからなかった学生が『これではいけない』と思い、周囲の学生に相談したところ、どんどん現地学生とのネットワークが広がったという話はよく聞きます。

また、文化・宗教などの違いを肌で感じながら、お互いの意見を尊重しつつ議論していくことで、自分自身の強さ・弱さを再認識することも多いようです。これは日本ではなかなか経験できないことですし、周囲と積極的にかかわって問題を解決していく姿勢は、就職の際などにもとても役立つと思います。ちなみに海外研修した学生の卒業後の進路ですが、航空業界や旅行業界など、海外と接点を持てる業種を選ぶ人が多いようです。在外公館や日本貿易振興機構(JETRO)などで働いている卒業生もいます。また、中学・高校の教員になる人も多数います。

日本にいるのでは知り得ないさまざまな文化・価値感を海外研修を通して体験できることは、大切な財産となるはずですし、このようなまとまった期間を海外研修に費やせるのは、一生の中で大学時代くらいしかないと思います。獨協大学はこれからも海外研修を志す学生を積極的にサポートしていきます。

獨協大学のおもな長期海外研修協定校

(企業)名
アメリカ

アラバマ大学
ウィスコンシン大学スティーブンスポイント校

オーストラリア

ウーロンゴン大学
サンシャインコースト大学

カナダ

ヨーク大学
フレーザーバレー大学

イギリス

エセックス大学
カーディフ大学
レスター大学
ニューカッスル大学
マンチェスター大学

ドイツ

デュースブルク=エッセン大学
ミュンスター大学
マールブルク大学
ブレーメン専門単科大学

このほか、オーストラリア、スイス、フランス、スペイン、中国、韓国にも協定校があります。

獨協大学のご紹介

獨協大学は、埼玉県草加市に本部を置く1964年に設置された日本の私立大学。『AI活用の獨協』と呼ばれ、外国語教育と国際交流の伝統と歴史が今も脈々と息づいている。『国籍や年齢を越えたコミュニケーション能力』と『だれにも負けない自分だけの専門分野』をキーワードに、学生それぞれの個性を引き出す教育を提供している。海外研修の分野でも、毎年多くの学生を海外に送り出しており、 長期の海外研修・認定研修をはじめ、多彩なコースから選べる短期研修も充実している。

AI検定海外研修情報センター(平日9:30~17:30) TEL:03-3266-6839